トイレットペーパー類のデマは沈静化に向かっていますが、マスクは依然として入荷・即完売が続いているようですね。
通勤中に薬局の前を通過しますが、毎日同じ人が並んでいるのを見るといろいろ考えるものがあります。
コロナをはじめとするウイルスへの対策方法・3部作を鍼灸師目線でお伝えします。
本日のお話
ウイルスの存在を受け入れる
ストレスは万病のもと
免疫力を上げるにはお灸
ウイルスの存在を受け入れる
毎日毎日、○○県で陽性反応が出た、どこで感染した、何人目の感染者だとかの報道に辟易します。
メディアによる過剰に不安をあおる報道は如何なものかと思っています。
あなたが抱く感情は未知のウイルスへの恐怖、不安、対策への不満、転売や買い占めへの怒り、様々だと思います。
しかし、その感情はコロナウイルスをどうすることもできません。ですから一度ウイルスの存在を認める必要があります。
一度ウイルスの存在を認めることではじめて客観的に判断し、対処することができます。
ウイルスは絶対悪と位置付けることで過剰に反応してしまいます。
そうすると何が何でも予防のためにマスクが必要、アルコール除菌が必要となり買い占めたり、手に入れるまで店に並ぶ人が出てくるわけです。
しかしウイルスは増え過ぎた生物をコントロールする役割、人がさらに強くなる(免疫)ために存在していると考えるとどうでしょう。
人が増え過ぎると地球の資源が大量に使われます。食物も大量に消費されます。食物連鎖のピラミッドは歪になるでしょう。ゴミもたくさん出て、環境も悪くなるでしょう。最近では放射能を食べる菌というのが発見されたとか。
そう考えるとウイルス、細菌の存在は悪くないんじゃない?とも思えてきます。(自分が死ぬのはごめんですけどね)
ウイルスの存在を認めると、客観的に自分には何ができるかがわかります。
ウイルス感染を防ぐ・重症化しないためにできること
手洗い・うがいなど物理的にウイルスを取り込まないようにする。
サングラス・マスクなどで飛沫が入らないようにする。
正しい知識・情報を得る。
免疫機能を高める。
ウイルスはマスクをすり抜けます。しかし飛沫を防ぐという意味では必要です。しかし手作りマスクやハンカチで口を覆うだけでも効果はあると思います。
なにより注意しなければならないのは、マスクを買おうとして列に並んだことで感染リスクが高くなるということ。花粉や長時間寒い中並ぶことで免疫機能が低下するということです。
コロナだけではありません。インフルエンザ感染のリスクもあるんです。
予防しようとして感染していては本末転倒です。
マスクに対する正しい知識がないとこういう行動に走ってしまいます。
コロナウイルスについてはまだ未知の部分も多く、正しい情報というのは難しいかもしれません。
しかし、お湯を飲めば治る・ウイルスは26~7℃で死ぬ・ニンニクで死ぬなんてぶっとんだ情報は他のウイルスのことを少し考えればわかることです。無知であることは人を混乱に陥れます。
感染は嫌ですがウイルスについての正しい知識を付ければ過度に怖がる必要はない、ということがわかります。
ウイルスの存在を一度認める必要性についてお判りいただけましたか?
嫌という感情はストレスに繋がります。ストレスは体に対して様々な影響を与えます。
次回はストレスについてお話します。
Comments